第3回:世代別の星配置と役割(後編)

~若い世代は何をする?ミレニアル〜α世代の役割~
前回は、戦前・戦中派世代、団塊世代、団塊ジュニア世代、そして氷河期世代の立ち位置を見てきました。
特に、氷河期世代(1975-1984年生まれ、現在42-51歳)は、2027-2030年に「変革の核」になりやすい冥王星が真向かいの位置に来て、30年間の抑圧が臨界点に達しやすい時期として、星の配置は示しています。
でも、変革は一つの世代だけでは成り立ちません。
今回は、もっと若い世代を見ていきましょう。
ミレニアル世代、Z世代、α世代。 彼らはどんな立ち位置にあるのか?
そして、全世代がどう連携すれば、建設的な変革になるのか?
一緒に見ていきましょう。
ミレニアル世代(1985-1995年生まれ/31-41歳)

出生時の星配置
- 冥王星:蠍座〜射手座
- 海王星:山羊座
- 天王星:射手座・山羊座
この世代の傾向として読み取れること
デジタルネイティブの第一世代。
子供の頃からパソコンやインターネットに触れて育った。
でも、アナログの記憶もある。携帯電話がない時代も知っている。
冥王星が蠍座から射手座への移行期。
蠍座は「深い変容」、射手座は「探求」「拡大」を象徴します。
物事を深く掘り下げながら、新しい可能性を探る傾向として読み取れます。
海王星が山羊座にあるのも興味深い。
山羊座は「社会構造」「システム」を象徴する星座。
海王星(境界の溶解)が山羊座に入ると、「既存の社会システムへの幻滅」が起きやすい傾向として読み取れます。
実際に、この世代は就職氷河期の後期を経験し、「会社に入れば安泰」という幻想が崩れるのを見てきた世代として捉えられます。
2025-2030年における星の動き
冥王星が120度の調和的な角度に
現在の冥王星(水瓶座)と、出生時の冥王星(蠍座〜射手座)は、約120度の角度。
これは調和的な角度として読み取れます。
変革のエネルギーをスムーズに受け取りやすい。
つまり、氷河期世代のような「摩擦」や「爆発」ではなく、自然な流れで変化に乗りやすい時期として捉えられます。
天王星も調和的な角度
現在の天王星(双子座、2025年〜)と、出生時の天王星(射手座・山羊座)も、約60-120度の調和的な角度。
新しい変化を受け入れやすく、むしろ変化をエネルギーに変えやすい時期として読み取れます。
この世代の立ち位置として読み取れること
ミレニアル世代は、「協力者」「実行部隊」「新システムの構築者」としての立ち位置が浮かび上がります。
星の角度が調和的なため、氷河期世代が起こす変革に対して、自然に乗りやすい傾向として読み取れます。
「そうだよね、変えなきゃだよね」という流れで動きやすい。
2025-2030年、この世代は30代後半から40代前半。
働き盛りで、体力も判断力もある。
氷河期世代が「変革のエネルギー」を生み出しやすい時期に、ミレニアル世代が「実際の作業」を担う…と、そういう連携の構造としても読み取れます。
また、デジタルネイティブとして、新しいシステムにテクノロジーを組み込む役割も浮かび上がります。
2030年代には40代半ばとなり、社会の中心世代として、変革後の形を実際に運営していく立ち位置としても捉えられます。
しかし、個人の仕様によって、その表現方法は全く違ってきます。
技術で貢献する人もいれば、組織で動く人もいれば、地域で動く人もいる。
そんな感じに…。
Z世代(1996-2010年生まれ/16-30歳)

出生時の星配置
- 冥王星:射手座〜山羊座
- 海王星:水瓶座・魚座
- 天王星:水瓶座・魚座
この世代の傾向として読み取れること
完全なデジタル世代。物心ついた時からスマホがあった。SNSは当たり前。
冥王星が射手座から山羊座への移行期。
射手座(探求・自由)から山羊座(構造・現実)へと、理想と現実の両方を見やすい世代として読み取れます。
海王星と天王星が水瓶座・魚座にあるのが重要です。
どちらも「境界の溶解」「既存の枠の変容」を示す配置として捉えられます。
国境、性別、職業…あらゆる「固定された枠」に縛られにくい価値観を持ちやすい傾向がある世代として読み取れます。
2025-2030年における星の動き
冥王星が元の位置に重なり始める
現在の冥王星(水瓶座)と、出生時の冥王星(射手座〜山羊座)の角度は、0度に近づいています(特に1996-2000年生まれ)。
約20-30年ぶりに、冥王星が元の位置に戻ってくる。
これは「社会デビュー」と「社会変革」が同時進行するということとして読み取れます。
自分が社会に出るタイミングで、社会そのものが大きく変わる。
その変化を、抵抗としてではなく「そういうものだ」として受け取りやすい立ち位置なのかもしれません。
この世代の立ち位置として読み取れること
Z世代は、「情報拡散の主役」「新しい価値観の体現者」としての立ち位置が浮かび上がります。
2025-2027年の「情報爆発」の時期に、SNSを通じて情報を拡散しやすい世代として読み取れます。
「おかしいと思ってたけど、やっぱりおかしかったんだ」という情報が、この世代を通じて広がっていくような、
そういう傾向のある世代として捉えられます。
また、「会社に一生勤める」「結婚して家を買う」という昭和・平成型の価値観に縛られにくいこの世代が、新しい生き方を当たり前として体現していく。
その姿が、上の世代の観念フィルターを少しずつ揺さぶる…、そういう役割として読み取れます。
2030年代には30代となり、若手リーダーとして、新しい日本の形を引っ張る立ち位置に移行していくことを、可能性として、星の配置は示しています。
ただし、どういう形で動くかは、個人の仕様によって全く違います。
α世代(2011年以降生まれ/15歳以下)

出生時の星配置
- 冥王星:山羊座〜水瓶座
- 天王星:牡羊座・牡牛座
- 海王星:魚座・牡羊座
この世代の傾向として読み取れること
まだ子供。
でも、この世代は「変革後の世界」を生きる世代として読み取れます。
冥王星が山羊座から水瓶座への移行期に生まれている。
つまり、「古いシステムの崩壊」と「新しいシステムの誕生」をリアルタイムで経験しながら育っていきます。
でも、彼らにとっては、それが「当たり前」。
明治維新後に生まれた子供たちにとって、江戸時代が「昔」だったように、この世代にとって、2020年代以前の日本は「昔の日本」として語られる時代になるのかもしれませんね。
この世代の立ち位置として読み取れること
α世代は、「観察者」「次世代の担い手」としての立ち位置として読み取れます。
今はまだ若いので、直接変革に参加することはない。
でも、あらゆることを、見て、学んでいる。
2030年代、新しい日本の形が見えてくる時期に、α世代は20代になっています。
彼らにとって、その「新しい日本」が「普通の日本」としての育ちの基盤となります。
2040年代には30代。
2030年代に確立した新しい形を、さらに発展させていく立ち位置として捉えられます。
世代間連携の流れとして読み取れること
ここまで、全世代を見てきました。
重要なのは、どの世代も欠かせないということです。
そして、全世代が連携することで、初めて建設的な変革になる可能性があるということ。
2025-2027年:気づきの可視化
この時期は、各世代がそれぞれの仕様で「おかしい」と感じていることが、言語化されやすくなる時期として読み取れます。
Z世代がSNSで情報を拡散し、ミレニアル世代が整理し、氷河期世代が「やっぱりそうだったんだ」と確認していく…、そういう流れとして捉えられます。
世代間の摩擦が表面化しやすい時期でもある。
でも、まだ大きな爆発にはなりにくい。
気づきと問いが蓄積される段階として読み取れます。
2027-2030年:動きが具体化しやすい時期
冥王星が真向かいの位置に来る氷河期世代を中心に、「もう今まで通りでは動けない」という流れが強まりやすい時期として読み取れます。
団塊ジュニア世代が極端に走らないよう調整しながら、ミレニアル世代が実務を担い、Z世代が若い力と情報拡散で支援する…、そういう構造として捉えられます。
2028-2029年の土星と海王星の合が、この段階の転換点になる可能性として星の配置は示しています。
2030-2035年:新しい形の模索
ミレニアル世代が社会の中心(40代半ば)として新しい日本のシステムを運営し、Z世代が若手リーダー(30代)として新しいアイデアを出していく。
α世代が社会に出始め、「変革後の日本」が当たり前の環境で育った世代として、新鮮な視点をもたらしていく可能性として読み取れます。
世代間連携の鍵として読み取れること
どの世代も、それぞれの仕様と傾向を持っている。
氷河期世代の怒りも、団塊世代の不安も、Z世代の自由さも、α世代の「当たり前感」も、全部、違う形で必要とされる可能性があります。
「あの世代が悪い」ではなく、「それぞれの仕様で動いている」として見ると、世代間の対立も少し違って見えてくるかもしれません。
共通の方向性として読み取れるのは、子供たちが安心して暮らせる日本、努力が報われやすい日本、多様な仕様が活きやすい日本。
そこに向かうための、それぞれの立ち位置です。
まとめ:全世代の立ち位置
今回と前回で、全世代の立ち位置を見てきました。
戦前・戦中派世代(80-96歳):語り部・見届け人 経験と知恵を次の世代に伝える立ち位置として…。
団塊世代(77-79歳):退場の時期 穏やかに退くか、抵抗するかが転換の流れに影響しやすい立ち位置として…。
団塊ジュニア世代(52-55歳):調整役 バランス感覚を活かして対立を調整しやすい立ち位置として…。
氷河期世代(42-51歳):変革の核 2027-2030年に最も動きやすい時期を迎える傾向として…。
ミレニアル世代(31-41歳):協力者・実行部隊 変革のエネルギーを実務に落とし込みやすい立ち位置として…。
Z世代(16-30歳):情報拡散・新しい価値観の体現 SNSと行動力で変化を広げやすい立ち位置として…。
α世代(15歳以下):次世代の担い手 変革後の日本を「当たり前」として育つ立ち位置として…。
各世代の立ち位置が見えてきました。
繰り返しになりますが、これらはあくまでも「傾向」として読み取れるものです。
同じ世代でも、個人の仕様によって全く違う動き方をします。
星は可能性と傾向を示すだけで、どう考え、どう動くかは、一人ひとりの仕様と選択の中にあります。
あれ???
「自分はどの世代にも当てはまらない」と感じている人もいるかもしれません。
世代と世代の境界線、隙間にいる人たち。
次回は、その「隙間世代」に焦点を当てます。
実は、隙間世代こそが、最も重要な立ち位置を持っているかもしれない…星の配置はそう示しているように見えてきました。
是非、次回も一緒に見ていきましょう。
【次回】第4回:隙間世代の重要性 ~中途半端?いいえ、最も重要な橋渡し役です~



